2019.12.16

【ゲスト情報】ブレント・スパイナーについて

15th Annual Official Star Trek Convention

ブレント・スパイナー / Brent Spiner

ブレント・スパイナーはTVシリーズ『新スタートレック』(1987-1994放映 以下、TNGと略)で、データ少佐役としてレギュラー出演。一躍、知名度と人気を得た俳優で、現在も映画、テレビドラマで活躍中。

TNGに於いて、スパイナーが演じたのはアンドロイド(人造人間)のデータ少佐である。U.S.S.エンタープライズの優秀なブリッジ士官として活躍。頭脳明晰だが人間の感情などが理解できず、しばしば軋轢を起こす。しかし、徐々に人間というものを理解。さらに感情チップを装備したことで、より人間らしくなった。

経歴

ブレント・スパイナーは、1949(昭和24)年2月2日にアメリカ合衆国テキサス州ヒューストンで生まれた。父はジャック、母はシルヴィア。両親は家具店を経営していたが、ブレントが10か月のとき、父のジャックは腎不全のため29歳の若さで死去。母シルヴィアはブレントが6歳のときにソール・ミンツと再婚するも、7年で離婚。ただし、ブレントが旧姓のスパイナーの名字を使うようになるのは26歳になってからだった。

ブレントはハイスクール時代に演劇の師となるセシル・ピケットと出会い、地元の劇団で活躍、やがてヒューストンでロケが行われたTV映画『いとしのチャーリー』(70)では、ピケットの紹介で出演(当時、俳優組合に加入していなかったためクレジットは無い)している。その後、ニューヨークのブロードウェイでいくつも舞台に出演したのち、ウディ・アレンの『スターダスト・メモリー』(80)の端役で出演。その後、独立系スタジオの『Rent Control』(81)で主演務めたのち、ハリウッドに移住する。ハリウッドに転居したブレントは、いくつものテレビ作品に出演したのち、TNGのオーディションに参加、アンドロイドのデータ少佐役を獲得、以降、人気俳優となる。ブレントはこれまでにも、数多くの映画、テレビに出演しているが、なかでも映画『インデペンデンス・デイ』(96)のエキセントリックなブラキッシュ・オーキン博士役は好評で、続編『インデペンデンス・デイ・リサージェンス』(16)でも演じている。

なお、最新出演作は2020年配信予定の「Star Trek: Picard(原題)」ではデータ役を再び演じているのが話題となっている。

余談 その1

TNGでビバリー・クラッシャー医療主任を演じたゲイツ・マクファデンとは仲が良く、彼女の長男ジェームズの名付け親となった。

余談  その2

データ少佐役では、しばしばセリフで「興味深い!(Intriguing!)」と言うが、これは『スタートレック 宇宙大作戦』でスポックが言う「魅惑的だ!(Fascinating!)」と並んで有名な口癖である。

<文:岸川靖(編集者)>